高松人妻風俗で良い思いをした男

僕は今、2万円を握りしめて高松駅の前にいる。
大きな駅ビルが立ち並び、オシャレな公園のような中庭もあり、行き交う人はビジネスマンか清楚な人妻しかおらず、こんなみすぼらしい格好をした僕を余計に場違いのように感じる。

「お前、童貞だろ?」

昨日行われた飲み会で、同じクラスの友達に図星をつかれた僕だったけど、「童貞=本番行為がない=恥ずかしい」イメージがあり、つい嘘をついてしまった。

「違うよ。実は明日だってセフレと会う予定だし」

そこから僕への蔑みの視線は尊敬の目線に変わったのはよかったけど、下ネタへの好奇心旺盛な友達から矢継ぎ早に飛んでくる質問が飛んできてしまい、何とか持ち前のAVとふたりエッチの知識を駆使して対処していたら、一人の友達がこんなことを言ってきた。

「写メとかないの?」

そんなのないよ。と僕は言ったが信じてもらえず、携帯を取り上げられアルバムをチェックされた。
しかし、元々写真を撮る習慣の付いていない僕のアルバムには、何の写真もなく、みんなのテンションを盛り下げる結果となってしまった。
そこで、僕はテンションを落とさせまいと余計なひと言を言ってしまったのだ。

「じゃあ、明日頼んで撮らせてもらうよ」

みんなのテンションは復活して、僕も一安心したまま、飲み会はお開きとなったが、そこからが大変だった。
童貞の僕なんかにセフレはいるわけもなく、裸の写真を撮らせてくれるような友達にも心当たりがないので、ネットでエロ画像を探そうと検索していると、変なサイトをクリックしてしまいパソコンがウィルスに犯されてしまったのだ。
強制シャットダウンしたけど、手遅れでもう一度パソコンを開くと、一面にエロ画像が表示されるようになってしまっていた。

表示されるエロ画像を見ながら僕は我に返り、ネットで検索できる画像を見せたら嘘つきだと言われてしまうじゃないかと判断し、実際に写真を撮る方へとシフトした。

だが、撮らせてくれる知人はいない、どうすべきか焦りながらもパソコンを消そうと思い、画面に目をやると神様のお告げのように高松の人妻風俗という言葉が表示されたのだ。
僕は深夜だったけど、「これだー!」と叫び、翌日の現在、こうして高松の駅前に降り立ったのだ。

しかし、本当にこんなビジネス街で人妻風俗店なんてあるのだろうか?

この時の僕は、神様のお告げだけを頼りにやってきていたので、まだ把握していなかったのだ。高松の人妻風俗の実態というものを。

頼む、一件でもいいから存在してくれという思いで検索ボタンを押すと、無数に表示された高松人妻風俗の多さに僕は大都会のど真ん中で腰を抜かしてしまったのだった。何店舗か高松にある人妻風俗店を見てみたのだが、どこのお店も本当に美しい嬢が多い。こんなキレイな嬢と一晩でも過ごせるなら高松人妻風俗で遊んで良かったと心から思える。